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COVID-19の1.3章以降 ・・・・・・ Updated on Oct 09, 2022!

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  • New! Updated on Oct 09, 2022:

    ・COVID-19ノ1.3節以降を独立。

新型コロナウィルスCOVID-19に関する情報… 1.3節以降

1.3 日本が爆発感染を免れた原因
  • 【推論1】
  • コロナ感染は、2019年11月頃から中国で発症し、中国から押し寄せた観光客によって、日本に12月頃には持ち込まれて、感染拡大していた。
  • この時のコロナウィルスは、比較的に感染発症及び重症化しにくい、S型ウイルスであったため、日本では感染が気づかれずに広がり、免疫を獲得していった。
  • その後、ヨーロッパから感染力が変異・強化したL型が、ヨーロッパからの帰国者を中心に持ち込まれ、感染者が日本でも急速に広がっていった。
  • 【推論2】
  • 日本では 、ボディ接触する習慣がなく、普段からマスク・手洗いをする習慣があるので、新型コロナウイルス感染の接触リスクが欧米に比べて、低い。
  • 医療設備及び医療保険制度が、欧米に比べて、優秀・充実しており、中症・重症化した患者への救命率が高い。
  • 【推論3】
  • 日本では、幼少期に天然痘に対するBCGワクチンを接種しており、このワクチンが、新型コロナウィルスに対して、一種の免疫として働いたというもの。
  • BCGワクチン非接種国である米国、イタリアなどのヨーロッパの国々は、死者数が多い反面、ワクチン接種国の日本、ポルトガルでは少ない。
  • 世界的にみたBCGワクチン非接種国の分布と死者数の多い国々の分布が、偶然にも一致していることが理由として挙げられている。
  • 但し、疫学者たちは、BCGワクチンが新型コロナウィルスの増殖を抑えるメカニズムに対する医学的根拠が不明として、疑問視している
1.4 PCR検査の是非について
  • マスコミや、マスコミに出ているコメンテータは、医学的な知識もないくせに、PCR検査の抑制策を非難し、諸外国並みにPCR検査を増やせ、 増やさない政府・安倍政権はダメ政府だと、喧伝している。
  • 私見では、これは間違っていると思う。以下にその理由を記す。
    • PCR検査は、ウイルスに感染しているか判別できるだけで、それで、感染者の病状悪化を直接的に良くする訳ではない(間接的には、 感染者数拡大の抑制効果はあるが…)。
    • しかも、PCR検査の陽性判定率は、検査の難しさもあり、50~70%と精度が低く、検査数を増やしても、医療従事者への負担を増すだけ。 それよりも、感染染が明確になった人の接触感染者をトレースして、感染者追跡によるクラスタ感染を抑えたほうが合理的である(政府の方針に同意)。
    • 新型コロナウイルスの感染者は、多くが無症状もしくは軽症である。怖いのは、このウィルスで肺炎にかかり、重症化・死に至る点である。 つまり、検査すべきは、肺炎にかかっているか否かである。
    • この観点から、実施すべきは検査は、PCR検査では無く、肺炎検査である。つまり、医療施設ではCT検査、自宅ではパルスオキシメーターによる 酸素濃度検査(*1)である。

      *1: 肺炎に感染すると、肺機能の低下に伴い、血中酸素濃度が低下する。この濃度は、パルスオキシメーターを指に嵌めるだけで、 誰にでも簡単に測定できる。そのコストは、中国製で数千円だが、国産の薬事認可品は数万円する。

    • これを推進する対策として、(a)CT検査装置の増産と、装置導入の補助金供与等による検査施設の増設。 (b)現在、売り切れ状態のパルスオキシメーターの増産と、 マスクの世帯配布を止め、パルスオキシメータの国民各世帯への配布である。
  • どうして、厚労省や政府は、マスゴミや諸外国の対応に惑わされずに、本質を見極めて、上記を提案して、実行に移さないのか不思議でならない。 この行動は全く謎である。
    もう一点の謎が、有望な国産コロナ治療薬の薬事特例承認への対応である。それについては、次に示す。
1.5 新型コロナウィルス治療薬の特例承認
  • 新型コロナウイルスの治療薬は、現時点では存在せず、別用途の治療薬をコロナウィルスの治療に転用(*1)する治験や、ワクチンの開発が実施されている。

    *1:薬事上は、目的外使用は禁止されている。

  • 通常、ワクチンが開発され、日本国内での薬事承認が実施されるまで、数年かかると言われている。 そんな中、国産のアビガンと、米国産のレムデシベルが、 早期に適用できる治療薬として有望視されている。
  • アビガンとレムデシベルの比較を表1.5-1に示す。

    表1.5-1 アビガンとレムデシベルの諸元比較

    information

  • 米国産のレムデシベルは、第三相臨床試験を完了し、5/1に新型コロナウィルスの治療薬として米国FDAで特別に重症患者向けに緊急使用を
    認可された。
  • 日本政府は、薬事上、米国が特例承認非対称国であるにも拘わらず、米国承認を受けて、日本でのコロナウィルス治療薬として、 特例承認する方針で、 ギリアド社の承認申請があれば5月中にも、レムデシベルを特例承認する方針である。
  • 一方、国産のアビガンは、現在、第三相臨床試験中で、試験は6月いっぱいまでかかる見通しであるが、法令上、特例承認はできないといっている。
  • 特例承認非対象国である米国製は、特例承認できるが、国産のアビガンは、法令上、特例承認できないとは、明らかにおかしい。
  • さらに、アビガンは、中国や国内でも効果が報告されており、副作用も妊婦以外は少ないので、多数の諸外国から治療薬として供与して欲しいと言われ、 政府も無償供与するといっている。
  • アビガンは、点滴用のレムデシベルと異なり、経口薬であるので、医療従事者への負担がほぼない。
  • しかも、新型インフルエンザ治療薬限定とはいえ、国内薬事で承認済みであり、国内に200万の備蓄(*1)があるので、非常時でもあることから、 法令を改正して、 アビガンを特例承認し、軽・中等症の患者に投与すべきだ。

    *1:アビガンは、新型インフルエンザで、他の抗インフルエンザ治療薬が利かないことが発生した時に使用すること限定で認可され、 政府が備蓄しているもの。

  • 注4にあるように、アビガンは、治療薬が無い病症への投与のために備蓄したものなので、今、投与するのが絶好の機会であり、 『政府はこんなことを予測して準備していたか』と 本来、喝さいを浴びることができるチャンスなのに、それをしないのはどういう事か?
    ===> 5/4 17:24報道で、安倍首相の指示でアビガンが月内承認に動く!
    この記事を見た訳では無いと思うが、安倍ブレーンにも適切な人材がいるということで、少し安心した: Updated@2020/5/4 19:27
  • 厚労省は、富山化学という名もない会社が開発した治療薬を相手にしたくないという官僚・利権主義?、あるいは、安倍政権をつぶしたい?、 製薬会社・米国・諸外国の圧力がある? など、特殊な事情・思惑があるのかもしれないが、まずは、外国などに供与せずに、アビガンを特例承認して、 日本の国民のため、国内の軽症・中等症患者に優先的に使うべきだと思う。
  • コロナ話題は、ここまでとし、”STAY HOME”で不要不急の外出自粛蔓延で、ストレスのたまる中、 いきものがかりの吉岡聖恵ちゃんによる こいのぼりの歌(ここをクリック)がYoutubeに流れた。久しぶりに、 あの独特の歌い方に触れ、少し癒された(星野源のYoutubeのつながりでは癒されなかったが…まぁ、人それぞれなのだろうが、皆さんも聞いてみたら…)。
    : 2020/5/3作成
1.6 国内で使用されているCOVID-19治療薬
  • COVID-19治療薬として、国内で現在使用されている薬剤を表1.6-1に示す
    ・投与方法を追加: Updated on Sep 16, 2021.
    ・ソトロビマブの薬事承認で更新: Updated on Sep 30, 2021.

    表1.6-1 COVID-19治療薬として国内で使用されている薬剤 Updated on Sep 30, 2021.

    TabVSpecies
       ◇AnswerNews2021/9/3から引用

  • COVID-19の軽症患者向けに開発中の主な経口投与治療薬を表1.6-2に示す: Updated on Sep 16, 2021.

    表1.6-2 COVID-19の軽症者向けに開発中の治療薬 Updated on Sep 16, 2021.

    TabVSpecies
       ◇ 日経メディカル2021/9/10ニュースから引用
1.7 新型コロナウィルスの変異種
  • 新型コロナウイルスの変異種に関する分類が見直された結果を表1.7-1に示す。
    Updated on Nov 04, 2021.:今回,VOC,VOIに加えて,VUM(監視下の変異株)が追加された。
    これまで,懸念されていたラムダ株は,今のところ日本では爆発感染しなかったので,VUMの分類になった。
  • Updated on Nov 30, 2021:オミクロン(ο)株がVOCに追加された:
    TabVSpecies

  • 新型コロナウイルスの変異種に関する情報を表1.7-2に示す。
    ・変異種は、当初、イギリス型など発症国名で呼ばれていたが、国に対するイメージを損なるという理由でギリシャ文字で呼ぶようになった。
    ・日本での懸念される変異種(VOC)は、今年初めはアルファ型が主流であったが、現在は、変異種L452Rを有する、より感染力が強いデルタ型が増えつつある。 東京では、デルタ型が新規感染者の50%に達している。
    ・新たな注意すべき変異株(VOI)は、イプシロンをとうに通り越して、ラムダ型まで増えている。
    ・特に、南米では、変異種F490Sを有するラムダ型がペルーを中心に蔓延している。ラムダ型は、デルタ型より感染力が強く、ワクチンの効きが悪いとも いわれている(更なる検証が必要)。これがオリンピックで日本に持ち込まれ、感染爆発して、新たな東京株が蔓延することが懸念される:
    Updated on July 22, 2021.
    Updated on Nov 04, 2021: オミクロン(ο)株がVOCに追加された。

    表1.7-2 COVID-19の変異種まとめ: Updated on Nov 30, 2021.

    TabVSpecies
    WHO SARS-CoV-2等から引用

1.8 COVID-19ワクチンについて
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