鹿角平で撮影した銀河写真

・2015/5/22(金)に鹿角平観光牧場に初めて遠征して、銀河を中心に星野写真を撮影した。
・当日は、わずかに薄雲があったが、目視では判らず、後で写真を画像処理してわかった程度の薄雲だ。
・以下に撮影した写真集を示します。

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【図1】北天の星空
・北斗七星、北極星、カシオペアのW文字の北天の夜空を背景に、地上スレスレをかすめたISSと秋の銀河を捕えたものだ。
・f=10mmの超広角レンズでなければ、これほど広範囲の写野を余裕をもって撮影するできない。
・以下、図4までは、f=10㎜超広角レンズによる写真です。

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【図2】超広角による銀河1
・これは、カシオペア座(Cas)からわし座(Aql)に至る銀河の星野写真です。
・レンズがF4.5と暗く、露出時間が30sなので、銀河の写りがイマイチ。やっぱり、図3のように2分間は必要だ。
・この後、2分間で撮影しようとしたが、薄明のため、時間切れ...
・この写真を見ると、f=10㎜と超広角で写野が広いため、多くの星座が写っている。
・すなわち、夏の大三角の星座から、北極星(UMiα)、ペルセウス座の二重星団(h-x)やアンドロメダ星雲M31まで写っている。
・尚、明るい星の星像が小さく、ベテランの方でも星座が判別しずらいと思うので、各星座のα星を明記した。

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【図3】超広角による銀河2
・これは、とかげ座(Lac)からたて座(Sct)に至る銀河を撮影した星野写真です。
・この写真は、露出時間2分の平均加算合成であり、図2よりも綺麗であり、銀河を撮影するには、やはり、それなりの露出時間が必要なことが判る。
・図2と同様の理由で、夏の大三角、及び各星座のα星(Cygだけはβ星も)を明記した。

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【図4】超広角による銀河3
・これは、白鳥座の下端から、銀河中心のいて座に至る夏の銀河を撮影した星野写真です。
・ほかの写真と異なり、銀河を強調するため、ハードに仕上げてある。
・尚、会報に載せた写真は、少しハードにやりすぎたので、その写真に比べて銀河中心の飽和を抑え、ソフトに仕上げてある。

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【図5】夏の星空「はくちょう座」
・ここから図9までは、f=35mmの広角レンズで撮影した銀河の写真です。
・まずは、白鳥座の星野写真です。
・夜空が暗いおかげで、これまで茨城で試写した写真に比べて、暗黒星雲が結構写っている。

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【図6】夏の星空「こと座」
・これは、白鳥座のお隣にある「こと座」の星野写真です。
・銀河内ではないが、結構緻密に星が写っている。

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【図7】夏の銀河クローズアップ1
・これは、わし座からたて座に至る銀河クローズアップの星野写真です。
・わし座とたて座の銀河の違いが良くわかる構図です。

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【図8】夏の銀河クローズアップ2
・これは、たて座付近の銀河クローズアップの星野写真です。
・たて座付近の銀河もかなり明るい部分や、暗黒星雲の微細なパターンがある。

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【図9】
・これは、いて座付近の銀河中心をクローズアップした圧巻の銀河星野写真です。
・図8よりも更に暗黒星雲の微細なパターンの箇所が増え、銀河も明るい。

・ここからは、銀河ではなく、Lovejoy彗星だ。
・この彗星は見える期間が長い。
今年初め頃の彗星(クリックで写真Webがオープン) と比べて暗くなったが、なお健在だ。

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【図10】Lovejoy彗星C/2014 Q2
・これは、北極星に接近するLovejoy彗星C/2014 Q2を撮影した写真です。
・北極に近く、且つ夜空が暗いので、いつもは30秒で撮影しているのだが、これは露出時間を1分間までのばした写真。
・しかも、32枚という多数枚の合成になるので、メトカーフ法で加算合成した。

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