『神磯の鳥居』と惑星集合
- 2015/10/10(金)の朝方に、細い月と惑星(金星、火星、木星)が集合するので、
大洗海岸にある『神磯の鳥居』に出向いて、星景写真を撮影した。
- 10日の明け方は、GPV予報によると曇りであったので、自宅で晴れ間を待つ予定であったが、
幸運にも晴れていたので、急遽、撮影に出かけた。
- 水平線近くに雲はあったものの、月や木星などは雲の切れ目から顔を出し、その雲が写真としては
良いアクセントになった。
- 午前3時に撮影場所に到着したら、10名足らずの先客が、既にカメラをセットアップしていた。
お年寄りが多かったが、老人会か何かの撮影会だったのかもしれない。
- 撮影は午前4時で切り上げた。この後、水星も顔を出すのだが、水平線近くに厚い雲があるので、
ここで撮影を終了しました。
- 以下に撮影した写真集を示します。
【図1】
- まずは、水平アングルで、月が水平線から上がり、雲間から顔を出したところで1枚。
- 「神磯の鳥居」やその周辺の海は、肉眼でもはっきりしないくらい暗かったので、その周辺を写真的に見えるようにするために、
明るさとコントラストをあげる画像の強調処理をしている。
【図2】
- 月や惑星が雲から脱した直後の写真
- 月明かりが海面に反射して美しい。
【図3】
- 月や惑星の高度があがり、f=35mmの水平アングルで限界に来たところの写真。
- 雲の影響がなくなり、高度も高くなったので、月と地球照の区別がなくなってしまった。
【図4】
縦アングルに変更し、惑星と月を左に、『神磯の鳥居』を右に配置して、撮影。
【図5】
- 同じく縦アングルで、『神磯の鳥居』を画面下中央にもってきた星景写真。
- 月とその地球照が少しでも弁別できるように、月の部分を減光するように画像処理。
- 『神磯の鳥居』の岩盤に打ち寄せる波を画像処理で強調し、月明かりが海面に反射した幻想的な写真に仕上げた。
- 掲載した5枚の写真の中では、一番見栄えが良いできと思うが、惑星が少し目立たなくなってしまったかもしれない。
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