2018年1月31日のスーパー・ブルー・ブラッド・ムーン(皆既月食)

 題記の月食は、米誌フォーブス電子版によると、発生頻度が265年に1度!!! のレアな現象。
発生確率は、スーパームーン=25%、ブルームーン=3%、ブラッドムーン(皆既月食)=5.6%で、同時発生確率は0.042%
…厳密には正しくないという説もあるが…日本では35年ぶり。しかも、皆既時間が21h51mから23h08mと絶好のタイミングで、
起きた天文現象である。
ここでは、ひたちなか市の自宅で撮影した皆既月食を紹介する。

☆スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン<1>

部分食開始前の20:32から部分食終了の24:23まで225枚撮影した月食写真から、月食経過を示す代表的な写真を15枚選んで並べた。

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☆スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン<2>

皆既中及び皆既直前/直後の月食写真から、本影境界部の明るい個所が移動していく様子を9枚選んで並べた。

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☆スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン<3>

地球影固定の月食写真を7枚並べた写真を以下に示す。
これは、7枚の月食皆既前後の写真について、同じ撮影時刻の月食シミュレーョン画像を ステラナビゲ ータ10を用いて地球影固定モードで合成。 撮影した月食写真をそれぞれの 撮影時刻に一致した月食シミュレーション画像位置に重なるように配置して作成した。

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☆スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン<4>

皆既中の月食とM44プレセペ星団を以下に示す。
M44の星を写すためには、十秒以上の露出が必要だが、皆既中の月は明るすぎるので、 十秒オーダの露出では皆既中の月が完全に飛んでしまい、ブラッドムーンとM44を同時に 撮影することは難しい。別々に撮影して合成することもできるが、ここでは、 あくまで、合成ではない写真で表現することにこだわった。
そこで、レンズ絞りを F14にして、ブラッドムーンを撮影。 それを7枚加算平均合成し、月をマスクして、明るさ・コントラ調整した。 まだ、星が地味なのでスターエンハンス強調処理をした。
なんとか、ブラッドムーン(皆既中の月)とM44プレセペ 星団を写すことができた。

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☆スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン<5>

皆既月食写真のEOS 6DとEOS Kiss X5との比較。
この写真は、Kissで250mm望遠で撮影し、EOS6Dで撮影した300mm望遠とを比較した。
Kissの写真は、35㎜換算で400mmになり、EOS 6Dより大きなサイズになる。
Kissの写真は、ピントが甘く、写真のクリアさはEOS 6Dが良かった。

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