• 冬の定番の一つ、かもめ星雲。
• 星雲のサイズが2°と大きいので、APSCサイズでFL=650mmでは、FOV=1.96x1.31°と狭く、
  Fig.3に示すように全容を写せない。
• 6枚モザイク合成するか、より広角(FL=200～300mm台)の望遠鏡またはレンズが必要だが、
  この画像は、モザイク合成する場合に星雲がどれだけの濃さで撮影できるか試写したもの。
  他の冬の定番に比べてかなり淡いので、かなりコントラストを上げている。このことから、
  境界部背景の連続性処理が難しそうだ。
• そこで、全容を表現するため、以下に示す2種類の広角な望遠鏡で撮影してみました。
  　（1）Askar FMA135(FL135mm): FOV=9.44x6.31°
  　（2）SHARPSTAR 61EDPHⅡ＋Reducer(FL274mm): FOV=4.66x3.11°
  

Fig.1 IC2177 Seagull Nebula taken with EOS Kiss X5 attached to FMA135 with QBP filter : Jan 04, 2022

Fig.2 IC2177 Seagull Nebula taken with EOS Kiss X5 attached to 61EDPHⅡ with CBP filter : Nov 12, 2021

Fig.3 IC2177 Seagull Nebula with EOS Kiss X5 attached to BKP130 with QBP filter: Feb 20, 2021